限りなく純粋な君達に捧ぐ――
汚れ無き 花言葉。
誰よりも繊細な君達に
何よりも美しい花束を贈ろう
純粋な君達の心によく似合う
そんな 汚れない花束を――
美しく咲いた この毒の花
何より脆く 儚く咲いて
僅かな雪に埋もれてゆく
切なく散った 徒花・・・
制限付きの世界にサヨナラを
純粋な君の持つ可能性は無限大
クダラナイ常識にサヨナラを
欠落ある君こそが完全な存在
嫌いなものなら 排除してしまえば良い
見たくないものは 見なければ良い
なのに君は・・・まるでマゾヒストの様に
悲しみながら 責め苦を受けるのだね
気が狂れる瞬間の顔が 一番綺麗だと思った
音を立てて崩れていくキミが 手に取るように解るから
だからボクは 新しい遊びを見付けた子供のように
何度も何度も 反復するんだ
純白のキミが――汚れていく
――僕はどれだけ醜くなったのだろう?
あの日のままの 純白の君を見るたびにそう思う
その目で 僕を見つめないで
僕が狂ってしまうから
嘘で固めた外皮を破って
君にだけ 今 さらけ出しましょう
ホラ見てごらん これが僕の本性
・・・それでも僕を 愛してくれますか?
君の白く細い腕に 僕の全てをあずけよう
一人ではきっと 生きていくことさえできないから
・・・か弱い両腕で 僕を支えきれなくなるまで
僕は君に 依存しよう
真夏の逆光に映える 純白の君は
僕には少し眩しすぎて・・・
嗚呼 汚れた僕を その瞳で見ないで
ただそれだけで 僕の肺は痛くなって
君を 真っ赤に汚したくなるから
月の光に照らされて 壊れそうな僕のアタマ
とても眠れない今夜は
――狂おしいほど、君を求めて。
限界を悟った僕は 全てを諦め果てて
遠くを見つめる瞳にも もう何も映らない
だけど せめて――
純白の人 君だけはヒカリ、亡くさないで。
悲しいね――
涙を失くしたキミには、目の前の悲劇も絵空事。
歪な視界に映るのは
ぐにゃりと歪んだ 白い花
一輪挿しに飾られた
汚れ無い 純白の花
本当の私は
貴方が想っているよりも ずっと汚れてる
「理想の花束」を押しつけないで
――私、そんなに潔白じゃない
新しい特別な朝は 僕にとってはただの朝でしかなく
ただの厭な一日の始まりでしかなく・・・
それでも 純白の人――君が微笑ってくれるのならば
僕も 少しくらいは微笑えるのかも知れない
触れ合うたびに臆病になる
他人を拒絶した僕は 今日も一人
静かに しずかに 狂いだして――
千の言葉を綴ったところで
一の想いも伝えることが出来ない
それでも僕には
どうしても 君に伝えたいことがあって。
ゆらゆら ユラユラ
揺れる さまよう 純白の人
いっそ 汚れてしまえば楽だろうに
君はただ 盲目なまでに「正しさ」を追求して――
笑顔を振りまく君は 博愛の天使
あまりにも汚れない その純白の翼に
僕の心は 醜く暴走してしまう
汚れた僕の願いは もう叶うはずもなく
儚い想いは 淡い幻と消える
それでも――口にせずにいられないのは
僕の愚かさか 君の魔力か
僕はそっと 耳を塞ぐ
吹きつける風が冷た過ぎて
僕はそっと 目を閉じる
消えない幻覚が煩過ぎて
舞い降りる白にも 僕を浄化することは出来なくて
胸にいつも 鈍い痛みを抱えたままで
僕は生きるコトへの疑問を感じる
掌には 白い花
もう既に枯れてしまった 純白の花
それでも生きろと言うかのような
生温い空気が 僕の身体に纏わりついて
白昼にさえ見る悪夢
もうキミさえ信じられないのなら
この狂った夢の中に 溶けてしまおうか
絶え間ない 悪意の雨に
その身は朽ちて 腐り果てて
だけど その純白の花弁だけは
どんな毒にも屈さない
儚いながらも 強かに咲いた華
時に美しく 時に残酷
無数のそれは闇を切り裂き
僕を癒しながら殺していく
歪んだ視界に舞い踊る 純白の花束
醜い嘘に目を瞑って
無理に笑顔 作って見せて
僕は徐々に腐敗していく
大嫌いな この世界の黒に染まっていく
やさしいうたを歌う 僕の咽喉は焼け爛れ
大好きな君に囁くこともできやしない
それでもまだ 僕の瞳は乾いたまま
いっそ血でも流れれば良いのに
呆れる位に強かな 表と裏のツカい分け
素顔の自分なんて 僕にダッテ解らない
悩む暇もナイ程に 作り笑いの繰り返し
霞む視界セカイの片隅に 冷たい瞳で嗤ワラうキミ
拳銃ピストルで撃ち殺シテ 視線で僕は殺せない
繰り返される 眩暈の日々に
生きる意味さえ見失う
呼吸の仕方も忘れた僕に
微笑みかける 純白の花束
もっと生きろと 責めたてるように
壊れて砕けて 跡形も亡くなって
それでも尚 変わらないものがある
だから僕は 呼吸をやめず
だから僕は 目を閉じず
――狂った世界を 嘲笑う
繊細な 声おとを奏でる 君の咽喉
囁く詩うたは 呪いに満ちて。
臆病な 僕は怯えて 視線めを逸らす
希薄な自我が 魅了こわれぬように。
飢えはいつか 曖昧にその姿を隠し
心が折れたことに 気付くこともない
さながらぼくは ただ呼吸するだけの獣
きみは 矮小だと嗤うかい?
――花は純白 ぼくのすべて
まだ何も知らない 無垢な瞳に
狂気の色を添えましょう
いつか 僕さえ殺すような
美しい毒を育てましょう
世界中でひとつだけ 僕だけの花
強い眩暈を 眩しい日差しの所為にして
目の前の絶望なんて まるで見えない振りをする
跳ねる心音さえ嘘にできる僕には
この残酷な世界も全て 極彩色に見えるんだ
絶望の色を問われれば
鮮やかに映える 穢れ無き純白――
僕の血も闇も 涙も嗚咽も
全部 くだらないと嘲笑う
強く気高い 純白と答えよう
努力は実らなかった
祈りは届かなかった
願いは叶わなかった
それでも あなたは――
あたしに 生きろ、と言うのかしら?
ゆっくりと 体が 意識が
朽ちてゆく
枯れてゆく
それでも なお生き続ける 『花束』 を
変わらない君へ――
根は腐り 葉は枯れ 花は散り
絶望のうちに 朽ちていく
生きたいと 足掻くことさえ許されず
きみに縋れば 殺してくれる?
呪いをかけられた僕は
いつだって 妄想の視線に怯えている
ほら 今も 肌がチリチリと痛むんだ
喉の奥がカラカラと乾くんだ
そんな 身動きも取れない僕を
世界は 愚か者だと 嘲笑うんだ
誰にも理解されなくていい
迫害なんて慣れている
だからせめて
分かったフリで 善人顔で
同情なんて やめてくれ
苦しくて 苦しくて
それでも 足掻いて 生きていく
何かに縋りつくように 生きていく
邪魔をするなら それはもう 戦争でしょう
死んでしまいたいと 願ってしまった
この世界は苦痛に満ちていると
この世界は悲哀に満ちていると
そんなことを 考えて
まだ何も 本当のことを知らないくせに
君の言葉に汚染されて
僕は今日も世界を呪う
色んなものを失って
僕にはもう何もない
それでも君は
愛してると言ってくれるのだろうか
僕をこんなにもボロボロにした過去が
今でも不意に襲い掛かってくる
狂った僕に
まだ足りないと言うかのような
君の嘆く声が聞こえない
繰り返す嗚咽が聞こえない
ただ 可哀想にと
頭を撫でてあげることしかできない
抑え切れない悪意の塊
いつか 僕の中から溢れ出して
キミを 殺してしまうから
この声も この詩も 届かないのなら
ぼくに 生きる価値はない
僕の嘘も 本当も
全てを包み込んで咲いた花
僕だけに囁きかける
汚れなき 純白の花
僕に残された時間は 限りなく少なくて
枯れて萎れて 跡形もなくなってしまう
それでも何かを残そうと
思う気持ちは 汚れているだろうか
解けない呪いに 僕のすべては奪われて
二度と元には戻らない
僕にしか紡げない言葉も なくなって
生きる意味さえ 見失う
憎い 憎い 憎い 憎い 憎い
憎い 憎い 憎い 憎い 憎い
キミがそっと 背中を押すから
ボクはひとり 宙を舞う
さあ この罪は誰のもの?
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